#7初心者学習用 java言語 数値型「整数型と実数型」
はじめに
「データ型」とは、格納するデータの種類をあらかじめ制限することです。
これにより、想定外の形式のデータが登録されないないようになり、コードの可読性、メンテナンス性、システムの安全性が増加します。
数値型「整数型/実数型」は「データ型」の一つです。
数値型は「基本データ型」とも呼ばれ、「基本データ型」を用いて「変数を宣言する」※1と、メモリ上に決められた分のサイズの領域を確保して、情報を保持します。
※1「変数の宣言」は下記の記事で解説しています。
本記事では数値型「整数型/実数型」について解説します。
整数型の紹介
byte
入る値の範囲:-128~127
サイズ(ビット数):8
short
入る値の範囲:-32768~32767
サイズ(ビット数):16
int
入る値の範囲:-2147483648~2147483647
サイズ(ビット数):32
long
入る値の範囲:-9223372036854775808~9223372036854775807
サイズ(ビット数):64
実数型の紹介
float
入る値の範囲:±3.4×10^38~±1.4×10^-45
サイズ(ビット数):32
double
入る値の範囲:±1.8×10^308~±4.9×10^-324
サイズ(ビット数):64
数値型の変数の宣言・代入・表示
↓コード↓
byte a = 45;
int b = 456578798;
// long型変数に整数を代入する場合は数値の後ろに「l」または「L」をつける。
long c = -457678l;
// float型変数に実数を代入する場合は数値の後ろに「f」または「F」をつける。
float x = 2.6f;
double y = 0.45;
System.out.println(a);
System.out.println(b);
System.out.println(c);
System.out.println(x);
System.out.println(y);
↓実行結果↓
45
456578798
-457678
2.6
0.45